日本摂食嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応 第1分野 摂食嚥下リハビリテーションの全体像 Ver.2 (日本摂食・嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応)本ダウンロード

日本摂食嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応 第1分野 摂食嚥下リハビリテーションの全体像 Ver.2 (日本摂食・嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応)

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日本摂食嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応 第1分野 摂食嚥下リハビリテーションの全体像 Ver.2 (日本摂食・嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応)本ダウンロード
によって 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
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内容紹介 eラーニングコンテンツの刷新にともない改訂! 摂食嚥下リハビリテーションにかかわるすべての医療スタッフに欠かせない書 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 編集 eラーニング対応シリーズ ●日本摂食嚥下リハビリテーション学会では,摂食嚥下リハビリテーションの啓発と普及、その安全で効果的な実施を積極的に具現化するために、「学会認定士」を制度化しています. ●学会認定士の重要な申請要件の一つとして,同学会ではインターネット学習システム(eラーニング)のカリキュラムを作成しており,本書は,このカリキュラムによる学習をサポートする内容になっています.2015年4月のeラーニングコンテンツの刷新にともない,本シリーズ書籍も改訂いたしました. ●本シリーズは,eラーニングコンテンツの分野ごとに1冊の書籍としてまとめられています.目次はeラーニングコンテンツを踏襲した内容で構成され,摂食嚥下領域の基礎知識について,体系的に6分野76項目に分類された最重要事項をわかりやすく解説しています. ●本書はこのうち「第1分野 摂食嚥下リハビリテーションの全体像」にあたり,リハビリテーション総論,摂食嚥下の解剖・生理,摂食嚥下障害の原因と病態について解説しています.
以下は、日本摂食嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応 第1分野 摂食嚥下リハビリテーションの全体像 Ver.2 (日本摂食・嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
こんにちは、古舘 健です。本書は、日本摂食嚥下リハビリテーション学会が編集した参考書で(1/6)、eラーニング対応しています。第1分野 摂食嚥下リハビリテーションの全体像第2分野 摂食リハビリテーションの前提第3分野 摂食嚥下障害の評価第4分野 摂食嚥下リハビリテーションの介入第5分野 摂食嚥下障害患者の栄養第6分野 小児の摂食嚥下障害100ページの薄さで、eラーニングの内容と同じです。メリットは大きく3つです。全体像が把握できることと、オフラインでも学習できること、手元に置いて参照できることがメリットだと私は思います。ウェブの文章が頭に残らないので、紙のテキストが嬉しいです。以下はメモのために抜粋します。------------------------------------------------P2「リハビリテーション(rehabilitation)という用語は,「re = again:再び」「habits = able:できる」からなり,合わせて「to become able again:再びできるようになること」という意味になる.」P5「リハビリテーション医学で特徴的な点は,病態の解決のみならず,障害が残存したなかでも,「システムとしての解決をめざす」という(中略)」P10「動かないことを不動(immobilization)という.ヒトの身体は動くことを前提に機能しているため,臥床し動かないとそれだけで種々の支障が生じる.手術後の重要な合併症である深部静脈血栓症は,下肢筋活動の欠如による静脈の鬱滞が主因である.沈下性肺炎も仰臥位を続けることで生じる合併症である.急性期からヒトの身体を物理的に動かすことがこの予防として必要になる.」P11「活動が足りないために起こる変化を廃用(disuse)という.たとえば,筋力は,個人が日常生活で使用する平均的筋力の約3~4倍の最大筋力をもつように調整されている.換言すると,日常の活動強度は,最大筋力(最大随意収縮力)の2~3割にあたり,それを超える活動は筋力を増やし,それを下まわる活動状態では筋力が減る.」P16「(中略)食べる家庭の全般を『摂食嚥下』(ナカマル省略)という用語に統一することとなった.咀嚼や嚥下などの食べる機能の障害は『摂食嚥下障害』と命名されるが,『摂食障害』とよばれることはない.それは精神疾患である拒食症や過食症のことが摂食障害と定義されているからである.」「健康な人でも高齢になるにしたがい,摂食時にむせることがある.しかし,生活に全く支障のないこのような人々を『摂食嚥下障害』と診断するようなことはない.健常者に対して嚥下造影を行った研究では,50歳未満の3人に1人,50歳以上の3人に2人で,瞬間的に造影剤入りの液状食品が喉頭前庭のなかに侵入する所見が認められるとの報告がある.したがって,摂食嚥下障害と『正常』との境界は決して明らかなものではなく,連続的な状態であるといえる.」P52-53「わが国における摂食嚥下障害の頻度を質問紙を用いて調査した結果からは,65歳以上の健常高齢者1,313人(男性575人,女性738人)で13.8%に嚥下の問題があると考えられる.」P79「高齢者の不慮の事故死原因のうち,窒息は最も多い(2位 溺水,3位 転倒転落).食事場面は日常生活内で最もリスクの高い場面と考えられる. 窒息は,誤嚥した食物などが気道を塞ぎ,呼吸ができなくなった状態である.(中略)普段は嚥下障害を自覚していない高齢者であっても,予備力が低下しているので,準備期,口腔期の処理が適切に行われないと窒息を起こす.」P82-83「加齢による変化としてよく知られているものに,70歳を過ぎた頃から始まる安静時の喉頭位の下降がある.若年者では第5頸椎付近の高さにある喉頭が,高齢者では第7頸椎相当部まで近づく.その結果,咽頭期は拡大し,咽頭内に食塊が残留しやすく,もう一度嚥下する必要が生じる場合がある.また喉頭挙上に時間がかかり復位にも時間がかかるので、喉頭期は延長することになる.そして喉頭閉鎖に時間がかかるので喉頭侵入の頻度は増える.」P84「通常,嚥下の後は呼気で始まる.これは嚥下後に気道入り口にわずかに残った残留物を吐き出すのに役立つ.しかし,高齢者では呼気から始まる例が増加する.また咳反射の閾値が増し,咳が起こりにくくなるとされている.このように,加齢により気道の防御能が低下し,誤嚥のリスクは増す.」P92「肺炎は日本人の死因の第3位を占める疾患であり,その95%が高齢者である.肺炎を起こす誤嚥の一つは食事に伴う誤嚥であり,むせを示す場合と示さない場合(不顕性誤嚥)がある.もう一つは食事に伴わない誤嚥であり,唾液の誤嚥,咽頭分泌物や貯留物の誤嚥,胃食道逆流に伴う誤嚥がある.これはmicro-aspirationといわれる.多くの場合はむせを示さないため,(中略)夜間の唾液の不顕性誤嚥が,特に高齢者での肺炎には関与していると考えられている.胃食道逆流も誤嚥の原因になる.胃食道逆流は高齢者や臥床者では胸やけなどの自覚症状が少ない.」P97「報告されているだけでも年間10,197名(平成24年)が窒息で死亡しており,8割以上が65歳以上の高齢者である.窒息を起こす食物は餅だけでなく,米飯,肉類,パンなど多岐にわたる.高齢者の窒息では,咀嚼力の低下はリスク要因の一つだが、詰め込み食べなどの食べ方も要因になる.一見,嚥下障害が自覚されておらず,自立している症例でも窒息の危険はある.」さいごまで読んでくださり、ありがとうございます!

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