入江泰吉の心象風景 古色大和路本無料ダウンロードpdf

入江泰吉の心象風景 古色大和路

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によって 入江泰吉
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内容紹介 入江泰吉の代表作315点を収録。奈良大和路の風景や仏像の写真一枚一枚に、約半世紀にわたって入江泰吉が追い求めた、大和の美と日本の心が宿る。大和路の本質を心の眼でとらえた珠玉の写真集。 内容(「BOOK」データベースより) 没後20年特別企画。代表作315点を収録。奈良大路路を見つめ続けた入江泰吉。約半世紀にわたって追い求めた大和の美と日本の心。大和路の本質を心の眼でとらえた大和讚仰の写真集。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 入江/泰吉 1905(明治38)年、奈良県奈良市に生まれる。1931(昭和6)年、大阪に写真店「光藝社」を開く。1940(昭和15)年、世界移動写真展で「春の文楽」が一等賞を受賞、文楽の写真家として活躍。1945(昭和20)年3月、大阪大空襲で自宅と店舗を焼失、奈良へ引き揚げる。同年11月17日、疎開先から戻る東大寺法華堂四天王像を目撃、アメリカに接収されるとの噂を聞き、写真に記録することを決意。以来、奈良大和路の仏像、風景、伝統行事の撮影に専念。暁年には「万葉の花」を手がけるなど約半世紀にわたって奈良大和路を撮り続けた。1992(平成4)年1月16日、86歳で死去。第24回菊池寛賞授賞、勲四等瑞宝章受章、第19回仏教伝道文化賞受賞他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、入江泰吉の心象風景 古色大和路に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
写真集の多くが大型本で造本されるなか、あえて小さなタブレットサイズでまとめた編集側の意図が十二分に伝わってきます。本は見方によっては著者の日記にようにも思え、風景に揺り動かされたそのときどきの心情が、そこはかとなく写真に封じ込められています。東大寺の門前に生まれた入江氏は、長年奈良を撮り続けてきましたが、仏像や伽藍、風景とファインダーの向こうが変わっても、一貫したやさしいまなざしが魅力です。そこには被写体を撮影者の力でねじふせ、押さえつけるというような荒々しさがないからです。ここでの掲載作品の多くは60年から80年代にかけて撮られたものが多いのですが、写真に惹かれ、現地を訪れても写真集そのままの風景があるような錯覚に陥ります。かつては誰もが見たことがある風景。でもじっさいは私たちのカラダの中に流れている時間は質もスピードもずいぶんと変わっていて、つつましやかな奈良の風景をきっと見落としてしまうでしょう。造本のサイズは小さいですが、印刷クオリティーが高く、古色に彩られた大和がじつに品よく、そして華麗に写し出されています。風景のあいだにモノクロームの仏像群がタイミングよくはさまれ、そのあわさいから著者のつぶやきが伝わってきそうです。

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