現代エッセイ訳 徒然草 - すらすら読めて、すっきりわかる - (ワニブックスPLUS新書)本無料ダウンロード

現代エッセイ訳 徒然草 - すらすら読めて、すっきりわかる - (ワニブックスPLUS新書)

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現代エッセイ訳 徒然草 - すらすら読めて、すっきりわかる - (ワニブックスPLUS新書)本無料ダウンロード
によって 山口 謠司
4.8 5つ星のうち3 人の読者
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内容紹介 ◆「無常」と「一点豪華主義」で、賢く考え、しなやかに生きる 「吉凶は人によりて日によらず」 運不運、成功や失敗は、日のよし悪しによるものではなく、 人の行ないによって決まる、という意味です。 運に頼らずとも、自分の言動によって人生は変えていける。 『徒然草』の作者である吉田兼好の言葉ですが、 人生を生き抜くための本質をついた言葉です。 『徒然草』の作者、吉田兼好は良家に生まれ、朝廷の役人となり、 世捨て人となって出家をした、酸いも甘いもかみ分けた人物です。 「無常」という死と隣り合わせの自分を意識し、 「一点豪華主義」を生き方に応用するという、 賢く考え、人生を楽しみ、しなやかに生き抜くための人生訓が 『徒然草』には書かれています。 人と仲違いをしたとき、十分なお金がないとき、 仕事がうまくいかないとき、健康が優れないとき…… 「自分はダメかもしれない」と自分自身に問い、消耗したとき、 落ち込まず、柔軟な考え方で、人生を楽しみながら進むための 勘所が『徒然草』には書かれています。 ◆賢人たちが読み継いできた「兼好法師のメモ」とは? 『徒然草』は、もともとは本として まとめられたものではありませんでした。 兼好没後、兼好の部屋の壁に文字を書いた紙が 貼ってあることに気づいた弟子たちがこれを集めて、 今の『徒然草』の原型がつくられたと言われています。 『徒然草』とは、兼好が高い位の人たちと交わって聞いた話を、 自分の中で消化し、「こんなことはしないほうがいい」 「自分の心をどこに置いていたら、辛い目に遭うことが避けられるのか」 というメモのようなものだったのです。 「何をそんな小さなことでクヨクヨしているんだ、 こう考えればいいんだよ」 と吉田兼好は、人生をよりより方向へ導いてくれます。 『徒然草』が、賢人たちに読み継がれてきたのは、 多くの人が、我々と同じように失敗し、 『徒然草』によってなぐさめられてきたからに違いありません。 ◆今、注目を集めている文学研究者が 限界までわかりやすく、そして、ためになるように解説! 著者の専門は文献学、書誌学と言い、本の歴史を調べることです。 その経験から、本書は次のようなつくりになっています。 1 『徒然草』の原文の紹介(『徒然草』の雰囲気を感じていただきます)。 2 現代語訳の紹介(ざっくりと内容を理解していただきます)。 3 超訳(現代に生きるあなたにわかりやすく、ためになるように考えました)。 この3ステップなら、誰もが簡単に すっと『徒然草』を読解できるはずです。 『徒然草』の中から、特に重要な51の言葉を厳選し、 「賢く考えるための勘所」「人間関係で疲れないための知恵」 「心配事と悩みをどんどん小さくしていく秘策」 「柔軟に、しなやかに生きる術」 「品格の磨き方、知性と教養を身につけるための姿勢」 をご紹介しました。 メールの作法や、日本人の美意識と品格、 ゴーギャンの絵、紀貫之の親父ギャグ、イソップ童話……など、 幅広い事例を使いながら、限界までわかりやすく解説されています。 訳を頼りに、ぜひ、兼好の言葉と その深い思いを味わっていただければと思います。 内容(「BOOK」データベースより) 大人の教養、知識として『徒然草』くらい知っておこう!人生100年時代の心配事、悩みはすでに『徒然草』の中で解消されている。メールの作法から、日本人の美意識、ゴーギャンの絵、紀貫之の親父ギャグ、イソップ童話まで超訳で圧倒的にためになる。 著者について 山口謠司(やまぐち・ようじ) 大東文化大学文学部准教授。1963年長崎県佐世保市生まれ。博士。 大東文化大学大学院、フランス国立社会科学高等研究院大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て現職。 専門は、書誌学、音韻学、文献学。 1989年よりイギリス、ケンブリッジ大学東洋学部を本部に置いて行なった『欧州所在日本古典籍総目録』編纂の調査のために渡英。以後、10年に及んで、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ベルギー、イタリア、フランスの各国図書館に所蔵される日本の古典籍の調査を行なう。またその間、フランス国立社会科学高等研究院大学院博士課程に在学し、中国唐代漢字音韻の研究を行ない、敦煌出土の文献をパリ国立国会図書館で調査する。 文部科学省科学研究費助成を受け、第一次世界大戦後に行われた昭和天皇(当時は皇太子)によるベルギー王国、ルヴァン大学に寄贈された日本古典籍についての研究なども行なっている。 広い視点から、わかりやすく話をするスタイルで、テレビやラジオの出演も多く、NHK文化センター、朝日カルチャーセンター、中日文化センターなどでも定期的に講演や講座を開いている。 シリーズ17万部のベストセラーシリーズ『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』(ワニブックス)、ベストセラー『日本語の奇跡』『ん』(ともに新潮社)、和辻哲郎文化賞を受賞した『日本語を作った男』(集英社インターナショナル)など著書多数。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 山口/謠司 大東文化大学文学部准教授。1963年長崎県佐世保市生まれ。博士。大東文化大学大学院、フランス国立社会科学高等研究院大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員を経て現職。専門は、書誌学、音韻学、文献学。1989年よりイギリス、ケンブリッジ大学東洋学部を本部に置いて行なった『欧州所在日本古典籍総目録』編纂の調査のために渡英。以後、10年に及んで、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ベルギー、イタリア、フランスの各国図書館に所蔵される日本の古典籍の調査を行なう。またその間、フランス国立社会科学高等研究院大学院博士過程に在学し、中国唐代漢字音韻の研究を行ない、敦煌出土の文献をパリ国立国会図書館で調査する。文部科学省科学研究費助成を受け、第一次世界大戦後に行われた昭和天皇(当時は皇太子)によるベルギー王国、ルヴァン大学に寄贈された日本古典籍についての研究なども行なっている。広い視点から、わかりやすく話をするスタイルで、テレビやラジオの出演も多く、NHK文化センター、朝日カルチャーセンター、中日文化センターなどでも定期的に講演や講座を開いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、現代エッセイ訳 徒然草 - すらすら読めて、すっきりわかる - (ワニブックスPLUS新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
学生時代から古典が苦手、徒然草のタイトルこそ知ってはいても読もうとは思いもしなかった。本書が目に留まらなければ死ぬまで内容を知ることはなかったろう。確かにすらすら読めてすっきり?わかる。なるほどと感心する内容も多々あり、こんなことが書いてあったのかと古典読まず嫌いの私はこの歳になってうなっている。一読をおすすめする。

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